2013年8月26日月曜日

水稲用薬剤の適正散布量

今年は経費的な面を考慮されて粉・粒剤でなく、薬液散布による病害虫防除をされる方が多くなりました。

そこで今回は自分の失敗談も含め水稲の場合、10aあたり薬量はどれ位を目安とするべきか述べたいと思います。

実は先日、水稲防除を薬液散布されると伺った際にナスやトマトなどの園芸作物の散布薬量基準を基に『10aあたり200L』で説明してしまい、結果として薬剤が余ってしまったという事がありました。

そこで、実際に散布した量を生産者の方に伺うと『10aあたり100Lで良かった』という事でした。後日この件をメーカーの営業担当の方に伺うと「150Lは散布して欲しい」というお話をいただきました。またブラシンジョーカーフロアブルのラベルを見ると『60〜150L』となっています。こうなるとドコが正解か分からないですよね 。

それで、色々話し合って見た結果『10aあたり100〜150L』が無難であろうとの話になりました。

今回の内容は凄い初歩的なことになってしまいましたが、何かの役に立てれば幸いに存じます。