カテゴリ

ラベル 農薬知識 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 農薬知識 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2013年9月13日金曜日

農薬の作り置きは可能か?

今回の表題は実際に質問を受けた内容です。
というか、常にそれがブログのネタになるのですが…

結論からいうとNOで、持って1日という感じです。
理屈として何故そうなるのかというと水との反応で分解するからだそうです。故に作り置きして数日経った農薬は効果の面で不安定であるという事になります。

では、ホルモン剤はどうなのかというと。
トマトトーンの例になりますが、25℃以下であれば数週間は持つそうです。

このように農薬とホルモン剤では分解特性が違うという事に一つの面白さを見出した私です。

2013年8月26日月曜日

水稲用薬剤の適正散布量

今年は経費的な面を考慮されて粉・粒剤でなく、薬液散布による病害虫防除をされる方が多くなりました。

そこで今回は自分の失敗談も含め水稲の場合、10aあたり薬量はどれ位を目安とするべきか述べたいと思います。

実は先日、水稲防除を薬液散布されると伺った際にナスやトマトなどの園芸作物の散布薬量基準を基に『10aあたり200L』で説明してしまい、結果として薬剤が余ってしまったという事がありました。

そこで、実際に散布した量を生産者の方に伺うと『10aあたり100Lで良かった』という事でした。後日この件をメーカーの営業担当の方に伺うと「150Lは散布して欲しい」というお話をいただきました。またブラシンジョーカーフロアブルのラベルを見ると『60〜150L』となっています。こうなるとドコが正解か分からないですよね 。

それで、色々話し合って見た結果『10aあたり100〜150L』が無難であろうとの話になりました。

今回の内容は凄い初歩的なことになってしまいましたが、何かの役に立てれば幸いに存じます。


2013年6月23日日曜日

水稲箱処理剤に関してよく受ける質問について

私の地域では田植えの真っ最中ですが、この時期になると生産者さんから箱処理剤の事でよく質問があります。
それで、今回は圧倒的に多かった2項目の質問について記載したいと思います。

【質問】
①「移植3日前〜」となっている箱処理剤で天候や作業の段取りなどの関係で早く処理して良いか?

②移植当日に処理すると田植機に載せた際に薬剤が零れ落ちるのだけどどうすればよいか?

【回答】
①に関しては、残念ながら駄目です。登録違反だからと言ってしまえば身も蓋もない回答ですが、もう一つ大きな理由として薬害の心配があるからです。ですので、それ以前に使用したい際は『播種時覆土前〜移植当日』と記載がある剤が良いと思います。例としては以下の剤が挙げられます。

■虫のみの場合:プリンス粒、フェルテラ箱粒剤など。
■病害虫の場合:嵐プリンス箱粒剤、ルーチンアドスピノ箱粒剤、ツインターボフェルテラ箱粒剤(JAのみ取扱)など

※今回例にあげた薬剤は、害虫はコブノメイガ、ウンカで記載があるもの。病気に関してはいもち病で記載があるものに限定しています。薬剤を選ぶ際はご自分のニーズにあったものを購入先の店舗で相談して選んでください。


②に関してはパッケージの裏などに『薬剤を処理した後に軽く灌水する』旨が書いてあります。これは、灌水する事によって薬剤を土壌に固着させて零れ落ちないようにするという意味です。一手間になりますが宜しくお願いします。



2013年6月8日土曜日

農薬の特性一覧表

普段使っている農薬がどういった特性があるのか気になることは多いと思います。

例えば、病気でならば「治療剤」なのか「予防剤」なのか?害虫ならば「接触毒」なのか「食毒」なのか?などなどパッとラベルを見ても分からないですよね。

それで全部が網羅してあるわけでは無いですが、効果の一覧表みたいなものがありましたので下にリンクを貼っておきます。宜しければ役に立ててください。

薬剤特性概要はコチラ


2013年5月25日土曜日

ちょっぴりレアな農薬混用表

今回紹介するのは、私が過去にある作物の混用事例集を探しているときにたまたま見つけた混用事例集です。
この混用事例集ですが実はチョッピリ面白い事例集でして、メジャーな作物以外に以下の作物が記載されてます。(プレバソンが記載されてるので結構新しいものと思われます)

・イチゴ
・ネギ
・タマネギ
・バレイショ
・ダイコン
・レタス
・ウメ
・スイカ
・メロン

宜しければ役に立ててください。

リンク先はコチラ(PDFデータ)

2013年5月6日月曜日

タチガレンとタチガレエース(水稲編)

水稲の苗立枯病の予防と苗の生育促進に使用されるこの薬剤。
登録内容を見ると希釈倍率や使用量などが複雑に書いてますし、両剤とも使用目的と用途が重複している所があるのでちょっと分かり辛いと思います。

そこで、今回は聞いた事を少々纏めてみました。

①登録共通部分
  両剤の赤枠の部分が用途が重なる部分です。

  【タチガレン液剤】
   
  



  【タチガレエース液剤】



②各剤の成分
    タチガレン液       :  ヒドロキシイソキサゾール 30.0%
    タチガレエース液 :  ヒドロキシイソキサゾール 30.0%
                              メタラキシル 4.0%  (リドミルの成分)
    ※タチガレエースにはタチガレンの成分にメタラキシルが含んであるのが違いです。
   それで何が違うのか?答えはタチガレンの効果を補いより効果を高める為だそうで
       す。

③使用濃度と使用量
  育苗箱の潅注処理に関しては500~1,000倍で育苗箱1枚当たり500ml~1Lという記載
    となっていますが確認を取ってみたところ、通常ならば1,000倍で1箱当たり500ml
  の処理で大丈夫という事でした。