水稲の苗立枯病の予防と苗の生育促進に使用されるこの薬剤。
登録内容を見ると希釈倍率や使用量などが複雑に書いてますし、両剤とも使用目的と用途が重複している所があるのでちょっと分かり辛いと思います。
そこで、今回は聞いた事を少々纏めてみました。
①登録共通部分
両剤の赤枠の部分が用途が重なる部分です。
【タチガレン液剤】
【タチガレエース液剤】
②各剤の成分
タチガレン液 : ヒドロキシイソキサゾール 30.0%
タチガレエース液 : ヒドロキシイソキサゾール 30.0%
メタラキシル 4.0% (リドミルの成分)
※タチガレエースにはタチガレンの成分にメタラキシルが含んであるのが違いです。
それで何が違うのか?答えはタチガレンの効果を補いより効果を高める為だそうで
す。
③使用濃度と使用量
育苗箱の潅注処理に関しては500~1,000倍で育苗箱1枚当たり500ml~1Lという記載
となっていますが確認を取ってみたところ、通常ならば1,000倍で1箱当たり500ml
の処理で大丈夫という事でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿