今回紹介するのは、私が過去にある作物の混用事例集を探しているときにたまたま見つけた混用事例集です。
この混用事例集ですが実はチョッピリ面白い事例集でして、メジャーな作物以外に以下の作物が記載されてます。(プレバソンが記載されてるので結構新しいものと思われます)
・イチゴ
・ネギ
・タマネギ
・バレイショ
・ダイコン
・レタス
・ウメ
・スイカ
・メロン
宜しければ役に立ててください。
リンク先はコチラ(PDFデータ)
2013年5月25日土曜日
2013年5月21日火曜日
ジベレリンの希釈倍率早見表
ジベレリンの希釈倍率を計算する際にppmという単位に悩んだ事はありませんか?
ジベレリンをはじめホルモン剤は所定の濃度でキチンと希釈しないと正しい効果を得る事はできません。
それで、本日は少しでも役に立てればと思って書類箱から探し出した書類を載せる事に致します。
【希釈濃度早見表】
ジベレリンをはじめホルモン剤は所定の濃度でキチンと希釈しないと正しい効果を得る事はできません。
それで、本日は少しでも役に立てればと思って書類箱から探し出した書類を載せる事に致します。
【希釈濃度早見表】
2013年5月18日土曜日
アグリメック乳剤について
もうすぐ、新製品のアグリメック乳剤が販売される予定です。
そこで、今回はアグリメック乳剤について分かる範囲で解説していきたいと思います。
【概 要】
商 品 名:アグリメック乳剤
成 分 名:アバメクチン(1.8%)系統としてはマクロライド系(アファーム、コロマイト等と同じ系列)
対象害虫:アザミウマ類、ネギアザミウマ、チャノキイロアザミウマ、ミカンキイロアザミウマetc
但し、後ほどコナジラミ類、ハダニ類、チャノホコリダニ、ハモグリバエ等で拡大予定。
効 果:速効性・残効性に優れる。接触毒より食毒の効果が高い。
登録作物:なす、スイカ、メロン、ピーマン、ネギ、茶、花卉類・観葉植物
希釈倍率:500-1,000倍
使用回数:茶:1回、花卉類・観葉植物:5回以内、その他の作物:3回以内
※成分は新規成分なので、まるまるカウントは使えます。
【効 果】
・ハモグリバエ→幼虫への食毒効果(成虫には散布液がかかれば効果あり)
・ハダニ→幼虫、成虫に効果あり。
・コナジラミ→幼虫、成虫に効果あり(卵と偽蛹には効果が弱い)
・アザミウマ→幼虫、成虫に効果あり。
・各害虫とも1,000倍と500倍での散布結果にデータを見る限り大差は無い(1,000倍散布で十分)
※但し、花卉類のナミハダニ使う場合は色々な理由から500倍での使用を推奨との事です。
【訪花昆虫及び天敵への影響】
・マルハナバチ:5~7日
・ミツバチ:10~12日
・スワルスキー:7日
【留意点】
・薬液が葉っぱの表から裏へ抜ける効果(浸達性)はありますが、植物全体に移動する効果(浸透
性)はありませんので、作物全体に薬液がかかるように散布してください。
そこで、今回はアグリメック乳剤について分かる範囲で解説していきたいと思います。
【概 要】
商 品 名:アグリメック乳剤
成 分 名:アバメクチン(1.8%)系統としてはマクロライド系(アファーム、コロマイト等と同じ系列)
対象害虫:アザミウマ類、ネギアザミウマ、チャノキイロアザミウマ、ミカンキイロアザミウマetc
但し、後ほどコナジラミ類、ハダニ類、チャノホコリダニ、ハモグリバエ等で拡大予定。
効 果:速効性・残効性に優れる。接触毒より食毒の効果が高い。
登録作物:なす、スイカ、メロン、ピーマン、ネギ、茶、花卉類・観葉植物
希釈倍率:500-1,000倍
使用回数:茶:1回、花卉類・観葉植物:5回以内、その他の作物:3回以内
※成分は新規成分なので、まるまるカウントは使えます。
【効 果】
・ハモグリバエ→幼虫への食毒効果(成虫には散布液がかかれば効果あり)
・ハダニ→幼虫、成虫に効果あり。
・コナジラミ→幼虫、成虫に効果あり(卵と偽蛹には効果が弱い)
・アザミウマ→幼虫、成虫に効果あり。
・各害虫とも1,000倍と500倍での散布結果にデータを見る限り大差は無い(1,000倍散布で十分)
※但し、花卉類のナミハダニ使う場合は色々な理由から500倍での使用を推奨との事です。
【訪花昆虫及び天敵への影響】
・マルハナバチ:5~7日
・ミツバチ:10~12日
・スワルスキー:7日
【留意点】
・薬液が葉っぱの表から裏へ抜ける効果(浸達性)はありますが、植物全体に移動する効果(浸透
性)はありませんので、作物全体に薬液がかかるように散布してください。
2013年5月14日火曜日
ガッテン乳剤
担当に色々と伺った結果、なかなか良さそうな剤でしたので紹介させていただきます。
【概 要】
商 品 名:ガッテン乳剤
成 分 名:フルチアニル(5%)系統としては新規
対象病害:うどんこ病
効 果:見事なまでに治療
登録作物:キュウリ、なす、スイカ、メロン、かぼちゃ、いちご、花卉類・観葉植物
希釈倍率:5,000倍
使用回数:2回以内
※詳しくはこちら
【特 徴】
デュアルカットオフなんて格好いい効果名が付いてるけど、何のことやらサッパリですよね。分かり易く言うとこの剤は葉っぱに付着した病原菌が植物から繁殖に必要な栄養を得るための吸器の形成を阻害と吸器から菌体への栄養吸収阻害。そのために栄養不足で正常な繁殖を押さえ込み胞子飛散も不可能にするという剤です。
さらにイメージし易いようにかみ砕くと『うどんこ病菌』が葉っぱに付着して植物に寄生しようすると意気込んでる所から白い粉を表面に吹いて病原菌をバラ撒くぞぉ!という所までを押さえます。
残効はというと、約2週間が目安です。
【注意事項】
①浸透移行性(作物全体に移っていく)は無いので作物全体に丁寧に散布してくださ
い。
②うどん粉病の白い粉(病斑)に対しては、他剤のように色が変色していったり病斑が潰れたり
というような目で見える効果は全くないので効いているのかどうかが判断し辛いです。
※心配な場合はカリグリーンと混用されるかアフェットフロアブルを混ぜられる(登録はキチンと
調べてくださいね)と混ぜられると視覚的には安心でしょうが、正直お金がもったいないので
コレ一剤で良いと思います。
③連用は避け、必ずローテーションしてください。
【パッケージ内容】
ちょっと役に立つサイト(症状判断編)
作物を育てていると、病気なのか?虫による害なのか?はたまた生理障害なのか?分からなくて困ったということがあると思います。
そんな時に無料で役に立つサイトがタキイ種苗さんの『前線サイト』です。私の場合は顧客に生理障害の症状をiPad miniで示しながら説明する際に重宝してます。
それじゃあ、ちょっとこのサイトを紹介していきたいと思います。
野菜前線、花前線、芝・緑化・緑肥前線、農園芸資材とあります。
そんな時に無料で役に立つサイトがタキイ種苗さんの『前線サイト』です。私の場合は顧客に生理障害の症状をiPad miniで示しながら説明する際に重宝してます。
それじゃあ、ちょっとこのサイトを紹介していきたいと思います。
野菜前線、花前線、芝・緑化・緑肥前線、農園芸資材とあります。
このうち、『病害虫・生理障害』のところをクリックします。
次のような画面が現れます。試しにトマトの生理障害のボタンをクリックしてみます。
写真付きで色々な症状が記載されてますので、合致しそうな所を選びます。
試しにマグネシウム欠乏症を選んでみると、原因をはじめとした文面と症例写真が現れます。
更に詳しい写真を見たいときは写真をクリックしてみましょう。下の写真のように大きな症例写真が現れます。
これは非常に使えるサイトだと考えてます。また『農園芸資材』では肥料の基礎を学ぶことができます。下の写真に示してある場所をクリックしてみます。
幾つかの項目に分けて肥料とは何かを学ぶことができます。
どうぞ、活用してみてくださいね。
2013年5月13日月曜日
トマトの尻腐れ症
下の写真のように、トマトの先端部分が丸く水浸状に変色してきたら『尻腐れ症』です。これは、病気ではなく生理障害の一つですので生育環境を改善すれば自然と改善していきます。
原因と対策につきましては下記の通りです。
【原因】
肥料成分であるカルシウムの吸収不足が原因です。カルシウムの吸収不足の要因としては次の3点が考えられます。
①カルシウムそのものが不足してる。
②土壌中にカルシウムはあるが土壌phが酸性だったり、施肥過剰により窒素多過で作物体内バランスが崩れカルシウムの吸収が阻害された場合。
③高温、乾燥。
尚、ケイ素不足は症状を助長する恐れがあります。
【対策】
上記の原因を踏まえると、カルシウムの施肥、土壌の適度な湿り気、高温対策が主になるかと思います。尚、カルシウムを施用する場合は葉面散布の方が効果が現れ易いですが持続性が短いので、最初は葉面散布で応急処置的に行って、土壌にもカルシウム資材を施した方が良いと思いますが、一度に大量施肥せず、少しづつ追って行く形でコントロールして下さい。
注:カルシュウムを一度に大量施用するとカルシウム過剰が起こる可能性があります。
注:カルシュウムを一度に大量施用するとカルシウム過剰が起こる可能性があります。
2013年5月6日月曜日
タチガレンとタチガレエース(水稲編)
水稲の苗立枯病の予防と苗の生育促進に使用されるこの薬剤。
登録内容を見ると希釈倍率や使用量などが複雑に書いてますし、両剤とも使用目的と用途が重複している所があるのでちょっと分かり辛いと思います。
そこで、今回は聞いた事を少々纏めてみました。
①登録共通部分
両剤の赤枠の部分が用途が重なる部分です。
【タチガレン液剤】
【タチガレエース液剤】
②各剤の成分
タチガレン液 : ヒドロキシイソキサゾール 30.0%
タチガレエース液 : ヒドロキシイソキサゾール 30.0%
メタラキシル 4.0% (リドミルの成分)
※タチガレエースにはタチガレンの成分にメタラキシルが含んであるのが違いです。
それで何が違うのか?答えはタチガレンの効果を補いより効果を高める為だそうで
す。
③使用濃度と使用量
育苗箱の潅注処理に関しては500~1,000倍で育苗箱1枚当たり500ml~1Lという記載
となっていますが確認を取ってみたところ、通常ならば1,000倍で1箱当たり500ml
の処理で大丈夫という事でした。
登録内容を見ると希釈倍率や使用量などが複雑に書いてますし、両剤とも使用目的と用途が重複している所があるのでちょっと分かり辛いと思います。
そこで、今回は聞いた事を少々纏めてみました。
①登録共通部分
両剤の赤枠の部分が用途が重なる部分です。
【タチガレン液剤】
【タチガレエース液剤】
②各剤の成分
タチガレン液 : ヒドロキシイソキサゾール 30.0%
タチガレエース液 : ヒドロキシイソキサゾール 30.0%
メタラキシル 4.0% (リドミルの成分)
※タチガレエースにはタチガレンの成分にメタラキシルが含んであるのが違いです。
それで何が違うのか?答えはタチガレンの効果を補いより効果を高める為だそうで
す。
③使用濃度と使用量
育苗箱の潅注処理に関しては500~1,000倍で育苗箱1枚当たり500ml~1Lという記載
となっていますが確認を取ってみたところ、通常ならば1,000倍で1箱当たり500ml
の処理で大丈夫という事でした。
登録:
投稿 (Atom)