まず、最初にお断りしておきますが私の地域のナスにおけるアザミウマに限定した話です。
事前のメーカーによる公式試験が行われないままの発売となったアグリメック乳剤。前評判が高かった為に色々な散布方法が行われることになり、沢山の声をお伺いする事になりました。
そういう沢山の声を聞いて見えてきたことを下に記したいと思います。
【使ってみた感想】
①アザミウマ多発時には700〜1,000倍での単剤散布は効果が薄かった。
②アザミウマが低密度の圃場では1,000倍でも十分効果を感じた。
③混用すると効果が良かった。
④特に単剤散布では速効性という感じではなかった。
【考えられる使用の仕方】
①冬場などアザミウマが少ない場合は1,000倍でも十分効果があると思われる。
②激発時はアグリメック(800倍)+ハチハチ(1,000倍)が効果が高い。
但し、②の混用に関しては私の地域での話でハチハチはメインの防除剤として効果が十分に見られるという背景がありますので実際に使われる際は、ご自分の地域で効果のある剤と混ぜるのが良いかと思われます。
ちなみに、今回アグリメック自体が遅効的ではとの声が多かったので遅効的である脱皮阻害剤との混用はオススメしかねると思います。
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